Ryuma Orita
Tokyo Journal of Mathematics, vol. 41 (2018), no. 1, pp. 113–130
·
概要#
Morse理論は,滑らかな関数の臨界点と多様体の位相を結び付ける理論です。Morse–Bott理論では,孤立した臨界点だけでなく,臨界点が部分多様体をなす場合を扱います。多様体に境界があるときには,境界上での関数の振る舞いも考慮する必要があります。
この論文では,境界付きコンパクト多様体上のMorse–Bott関数を定義し,臨界部分多様体の情報と多様体のBetti数を関係付ける不等式を証明します。境界が関数のレベル集合になっていることは仮定しません。内部の臨界部分多様体に加え,関数を境界に制限したときの臨界部分多様体の寄与を取り込み,境界付近の振る舞いを制御しながらMorse関数へ摂動することで証明します。
BibTeX
@article{orita2018morsebott,
author = {Orita, Ryuma},
title = {{Morse-Bott inequalities for manifolds with boundary}},
journal = {Tokyo Journal of Mathematics},
volume = {41},
number = {1},
pages = {113--130},
year = {2018},
doi = {10.3836/tjm/1502179256},
eprint = {1609.02381},
archivePrefix = {arXiv}
}